富山県立中央病院内科
富山県立中央病院外科
富山県立中央病院臨床病理科
2012 年 109 巻 6 号 p. 952-960
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慢性B型肝炎の59歳男性において,胃粘膜下腫瘍(胃SMT)と肝左葉腫瘍との鑑別を要する病変が発見された.超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)では,胃に接した肝左葉外側区由来のhaloをともなうモザイクパターンを呈する腫瘍で,セルブロック法を用いた病理組織学的検討で肝細胞癌(HCC)と診断し得た.検査後の合併症はなく,胃SMTと鑑別を要するHCCにおいては,本法は試みる価値があると思われた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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