倉敷成人病センター肝臓病治療センター
倉敷中央病院病理検査科
2013 年 110 巻 1 号 p. 104-111
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症例は不全型ベーチェット病の50歳女性.進行性視力障害に対しインフリキシマブ(IFX)を投与したが,投与後14週より肝機能障害が出現した.薬物性肝障害を疑い休薬の上,肝庇護療法を行ったが肝機能はさらに増悪した.肝生検では門脈周囲炎と中心静脈周囲炎を示す急性肝炎像で,ステロイド治療が奏効した.自己免疫性肝炎発症素因を有する女性例にIFX投与を行う場合,慎重な肝機能のモニタリングが必要である.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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