日本薬理学雑誌
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総説特集号「薬理学のQOLへの貢献」
摂食関連ペプチドの生理
桜井 武
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2003 年 122 巻 3 号 p. 236-242

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抄録

近年,摂食行動を制御する機構について,関心が高まっており,視床下部を中心とした中枢神経系における摂食行動とエネルギー収支の制御機構の一部が明らかになってきている.とくに,レプチンの発見以降,その影響を受ける中枢性の因子として,多くの生理活性ペプチドが食欲を制御していることがわかってきた.本稿では,神経ペプチドの役割を中心に摂食行動やエネルギー収支の制御メカニズムについて概説する.

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© 2003 公益社団法人 日本薬理学会
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