植木町国民健康保険植木病院外科
2008 年 69 巻 6 号 p. 1533-1536
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患者は61歳,男性.虫垂切除後の炎症性偽腫瘍のため摘出術を受け,その際の腹壁の欠損に対し,メッシュを使用されていた.今回,創近傍の皮膚からの膿性排液が改善しないため,手術となった.感染を伴っていたため,最初,大腿筋膜張筋弁を用いた再建を行ったが,腹壁瘢痕ヘルニアを生じたため,Bard Composix meshによる再建を行った.汚染手術に伴う腹壁再建における非吸収性メッシュの使用について,文献的考察を加え報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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