市立横手病院泌尿器科
市立横手病院消化器内科
市立横手病院透析室
2009 年 42 巻 3 号 p. 259-263
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症例は74歳,女性.2004年より血液透析中であったが,2008年1月下旬より,右下腹部痛が出現し,当科に入院した.入院当初,虚血性腸炎と考え治療を行ったが,症状の改善が得られなかった.大腸粘膜生検でサイトメガロウイルス(CMV)感染性腸炎と診断し,ガンシクロビル投与で症状は速やかに改善した.虚血性腸炎の鑑別診断としてCMV感染性腸炎も考慮する必要があると考えられた.
人工透析研究会会誌
日本透析療法学会雑誌
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