日野市立病院内科
同 放射線科
2012 年 45 巻 3 号 p. 261-266
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症例は52歳,男性.糖尿病性腎症による慢性腎不全のため腹膜透析施行中.腹満感,排液不良で外来受診した際の腹部CTで塊状となった腸間膜脂肪織の炎症像を認め,上腸間膜脂肪織炎による排液不良と診断した.上腸間膜脂肪織炎の病因は不明であり,報告例も少ないが,腹膜透析患者においては排液障害の原因となることもあると考えられた.
人工透析研究会会誌
日本透析療法学会雑誌
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