ウイルス
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平成17年杉浦賞論文
エボラウイルス表面糖蛋白質の機能解析
高田 礼人
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2006 年 56 巻 1 号 p. 117-124

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抄録

 フィロウイルス科に属するエボラウイルスは中央および西アフリカで散発的な流行を繰り返している感染症の原因ウイルスである.このウイルスはヒトを含む霊長類に重篤な出血熱を引き起こす.その致死率は極めて高く,時には90%に達する.この非常に強い病原性発現のメカニズムには不明な点が多いが,エボラウイルスの表面糖蛋白質が重要な役割を演じている事が示唆されている.

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© 2006 日本ウイルス学会
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