福島県立医科大学医学部内科学第二講座
2007 年 104 巻 4 号 p. 568-572
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症例は79歳女性.混合性結合組織病(MCTD)にて外来通院中,CTにて肝腫瘍を指摘され精査目的に入院となった.腫瘍径は約4cm大であった.トランスアミナーゼ値は軽度上昇を示したが,肝炎ウイルスマーカーは陰性であった.吸引肝生検を行ったところ中分化型肝細胞癌と診断された.一方,非腫瘍部は,非特異性肝炎像であった.MCTDと肝細胞癌の合併は過去に報告がなく,発生機序を考える上で示唆に富む症例と思われた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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