浜松医科大学第2外科
浜松医科大学病院病理部
浜松医科大学放射線科
磐田市立総合病院外科
岡井内科医院
2011 年 108 巻 10 号 p. 1735-1742
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68歳男性,発熱・体重減少を主訴に来院.高度の炎症反応をともない,腹部CTにて液体成分と充実成分からなる腫瘤を認め,肝膿瘍を疑った.経皮的膿瘍ドレナージにて全身状態は改善したが充実成分は縮小せず,PIVKA-IIも高値であることから肝切除を施行した.病理組織診断にて肝放線菌症と診断した.原発性肝放線菌症は比較的まれな疾患であるが,肝腫瘤性疾患の鑑別診断において考慮すべき疾患の1つと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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