関西大学大学院 社会学研究科社会心理学専攻
関西大学教授 社会安全学部
2011 年 8 巻 p. 74-81
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本研究では,人々の原子力発電に対する必要性認知や不安感が,原子力発電について考えようとする思考動機 (情報収集動機と協議動機) にどの程度影響しているか,その影響は原子力発電所立地地域と非立地地域で異なるかどうかを検討した.結果,地域にかかわらず,必要性認知は情報収集動機を高め,不安感は協議動機を高めることが示された.また,必要性認知から情報収集動機への影響は,立地地域が非立地地域よりも高いことが示された.
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