日本ゼオン株式会社 研究開発センター
1993 年 66 巻 11 号 p. 830-838
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部分水素化NBR(HNBR)とメタクリル酸亜鉛(ZDMA)との複合体は, カーボンブラック補強ゴムと比較して高強度(55MPa)が出るのが特徴である. パーオキサイドで架橋を行う工程中で, 平均粒径5μmのZDMAモノマーはin situで重合する. その過程でZDMAは拡散しながら重合し最終的に2nmサイズに分散されたPoly-ZDMA粒子相を形成する. この粒子が凝集して高次構造を形成する. 観察されたモルフォロジーと引張特性との関連性について述べる.
日本護謨協會誌
護謨
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