松島病院大腸肛門病センター
2005 年 58 巻 10 号 p. 849-852
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保存的療法で改善しない裂肛症例には直腸肛門内圧検査を施行.肛門管最大静止圧が低値の場合は保存的療法を優先するが治癒遷延症例にはLSISを必要とする場合がある.一方高値を示す症例にはLSISが適応となる.LSIS施行は十分に麻酔をかけ肛門の弛緩を得たのち行うが過剰な切開は避けることが大切である.LSIS後肛門管最大静止圧は急激に下降するとともに裂肛治癒を認めた.
日本直腸肛門病學會雑誌
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