東芝病院泌尿器科
東京大学大学院医学系研究科臓器病態外科学泌尿器外科学講座
2008 年 99 巻 4 号 p. 597-600
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症例は59歳, 女性. 肺炎にて入院中にCTにて左腎腫瘍を指摘された. CT, MRIにて左腎背側に径1.5cmの造影効果を伴う腫瘍を認めた. 左腎細胞癌が疑われ, 左腎部分切除術を施行した. 病理組織検査にて, 硝子血管型の Castleman 病と診断された. 腎臓に限局した Castleman 病は稀であるが, 腎腫瘍の鑑別診断として考慮すべき疾患のひとつと考えられた.
日本泌尿器病學會雜誌
日本泌尿器科學會雑誌
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