ダブルフラクチャリング法による3次元応力場の決定
1992 年 1992 巻 448 号 p. 9-18
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1992 年 1992 巻 448 号 p. 9-18
著者らは, 応力測定の新しい方法であるダブルフラクチャリング法におけるボーリング孔軸に垂直な2次元面での応力測定理論等について報告した (土木学会論文集, 1989. 6). 本論文は, この測定法を3次元応力場に拡張した場合における亀裂発生条件を理論式から求め, 2次元応力場における算定結果と比較検討するとともに, 方向の異なる数本のボーリング孔での人工亀裂に関する測定結果から直接探索法を用いた3次元応力場の逆解析による応力決定について報告する.
