日本赤十字社医療センター整形外科
日本赤十字社医療センター腎臓内科
日本赤十字社医療センター病理
三軒茶屋病院腎臓内科
1991 年 24 巻 3 号 p. 317-321
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長期血液透析患者の肩関節痛の原因を臨床症状の分析, 内視鏡検査と病理組織検査結果より考察した. 肩インピンジメント症候群によるものと考えられた. 臨床症状は烏口肩峰靱帯の切除により85%の罹患肩において消失した. しかし通常の肩インピンジメント症候群と異なり, 術後も透析によるβ2-microglobulin由来のamyloidが継続して軟部組織へ沈着するため, 再発の可能性も考えられた. 早期に原因療法の確立が望まれる.
人工透析研究会会誌
日本透析医学会雑誌
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