東京工業大学工学部
1991 年 12 巻 6 号 p. 348-352
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トライボロジーがいかに界面科学とかかわりをもった科学であるかを概観し,そのうち極性化合物のトライボロジー特性(特に摩擦低減作用,耐摩耗性)について概説する。脂肪酸などの極性化合物は,その分子構造の相違によりトライボロジー特性を大きく異にする。これは極性化合物の摩擦表面への吸着熱,表面に形成される潤滑膜の油膜強度,吸着分子の配向などの相違によることを著者らの研究結果を中心に議論する。
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