東北大学教養部
1993 年 14 巻 1 号 p. 33-40
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最近,高分解能電子エネルギー損失分光器を用いて,金属の表面プラズモン,マルチポールプラズモンのエネルギーおよびその分散が,精度良く測定されるようになった。その結果,古典電磁気学を超えた,量子力学的描像による解析が可能になってきた。本稿では,アルカリ金属と銀単結晶での測定を例にとって,誘電応答に関与する金属表面の電子状態について解説する。
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