筑波大学物質工学系
1995 年 16 巻 9 号 p. 571-576
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金属表面上の化学反応 (触媒反応) で生成・脱離した振動励起分子の赤外発光測定について解説する。Pt, Pd表面上のCO酸化反応を中心に, 生成CO2の赤外発光スペクトル, パルスCOによる時間分解発光測定について概観し, さらに炭化水素の部分酸化, メタノールおよびギ酸の分解などの他の触媒反応への適用例を紹介する。この方法は,反応ダイナミクスの研究に重要であり, さらに反応場 (触媒活性点など) の情報が得られる可能性を指摘した。
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