表面科学
Online ISSN : 1881-4743
Print ISSN : 0388-5321
ISSN-L : 0388-5321
SNMS(スパッタ中性粒子質量分析法)とそのポストイオン化技術
加藤 茂樹
著者情報
ジャーナル フリー

1996 年 17 巻 4 号 p. 214-223

詳細
抄録

ここ5年ほどで急速に発達してきた分析手法にSNMSがある。SNMSは,スパッタ中性粒子を複雑な発生機構が絡む2次イオンから分離し,また,効率よくイオン化して,高定量性と高感度をめざすものであり,様々な手法が提案されてきた。ここでは,ポストイオン化の必要性,具体的な方法,そして,その特徴に関して分析例を引用しながらSNMSを概観する。

著者関連情報
© 社団法人 日本表面科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top