1996 年 17 巻 5 号 p. 262-269
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触媒最外表面構造および活性サイトのキャラクタリゼーション法として,プローブ分子を用いる化学的手法の特長,問題点,最近の進展をまとめた。プローブ分子の利用により表面官能基,活性種の分散性,表面化学種,活性サイトの構造に関する情報を得ることができる。プローブ分子は複雑な組成,構造を持つ実用触媒系,活性サイト濃度の非常に低い触媒系について特に有用である。適度な吸着力と吸着サイト選択性を持つプローブ分子の開発が重要であることを指摘した。