抄録
Co-Ni系においてホロー結晶が成長するが,このホロー結晶には筒型(pH2.0,1000~1500A/m2)とお椀型(pH3.4,200~1500A/m2)の2種類が存在した。 このホロー結晶は陰極で発生する水素バブルの周囲に沿ってできるCo(OH)2膜を介して成長する。したがってホロー結晶の形は水素バブルの形で決まるものと思われる。 Co-Ni系はZn-Ni系と同様に異常共析型であるが,Zn-Ni系に見られたひげ結晶は成長せずホロー結晶が成長した理由の一つは,酸化膜ができず水酸化膜のみが形成されたためと思われる。