碧南市民病院神経内科
国立療養所東名古屋病院神経内科
岐阜県立多治見病院神経内科
1994 年 16 巻 4 号 p. 285-289
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
右後大脳動脈領域梗塞に続発してそう状態をきたした56歳・男性を報告した.左不全片麻痺にて発症し, 2週間後よりそう状態を呈した.既往歴・家族歴に特記すべきことなく, 脳梗塞に続発したものと考えた.頭部CT・MRI所見では, 右大脳脚・視床・視床下部・後頭葉に梗塞巣が限局し, そう状態と限局性病変について検討した.責任病巣として, 右中脳腹側被蓋野 (A-10) ・中脳-前頭葉皮質ドーパミン系を想定し, 若干の考察を加え報告した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら