新東京病院外科
新東京病院外科病理
1999 年 40 巻 9 号 p. 521-524
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症例は65歳, 男性他院で3年8ヵ月前に肝細胞癌切除術の既往あり, 今回, 虫垂炎様症状にて当院に入院となった. 術中所見で, 虫垂と一塊となった腫瘤と直腸前壁に触知する腫瘤を認め, 切除した. 病理組織学的検査にて, 両者とも漿膜外への浸潤のない肝細胞癌で, 静脈侵襲を認めた. 極めて稀な転移例と考えられたので報告した.
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