藤田保健衛生大学内科
1994 年 83 巻 6 号 p. 917-923
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非Hodgkinリンパ腫は一連のリンパ球腫瘍である.腫瘍細胞の種類(B, T)やその分化成熟度,あるいは活性化(幼若化)の度合いにより,細胞・組織形態も疾患としての特徴も多様である.症例毎に,病態と予想される自然歴に応じた至適治療法を決定する上で,まず重要なのは病理診断(分類)である.低悪性度群では長期の“disease-contro1”を,中および高悪性度群では“cure”を目標にするのが,現時点でのstate of the artである.いずれの場合も,化学療法が重要な役割を担っている.
日本内科学会会誌
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