独立行政法人国立病院機構東京病院呼吸器科
2005 年 94 巻 11 号 p. 2288-2293
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日本の結核罹患率は欧米先進国に比べ非常に高い. 2週間以上続く咳や痰は結核も疑い検査をすすめるべきである.結核感染の有無を検査する新しい検査法が開発され,ツベルクリン反応に変わりうると期待されている.結核菌の同定検査は遺伝子を用いた検査法が主流である.治療では結核菌の感受性検査を行い,適切な抗結核薬を選択しなければならない.耐性菌を作らないためには,結核の治療を確実に行い終了する努力が必要である.
日本内科学会会誌
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