研究目的前報で述べたD型梳綿機の機構で効果的に開織除じんを行なうのに適正な第1, 第2テーカインローラおよびフラット等の回転数を得ることに主眼をおいて研究した.研究結果第1, 第2テーカインローラ, フラットならびにドッファの回転数につき実験検討の結果, 紡出番手40'sの場合に下記回転数が最も適正であるとの結論を得た.1. 第1テーカインローラ回車転数 850r.p.m.2. 第2テーカインローラ回転数200r.p.m.3. フラット速度 2in/minなおドッファ回転数は12r.p.m.で普通梳綿機使用紡出糸 (7r.p.m.) と比較して糸質が劣らないことを確認した.